Home > 松尾芭蕉の足跡を行く > 平成22年(2010)立石寺

立石寺_2010(h22).04.27

 4 月 22 日 〜 24 日、仙台に2泊して長年訪ねたいと考えていた立石寺と石巻などを歩いてきました。
雨には、歩いている時にはほとんど当たらず助かりました。
高校生の時に古本屋で買い求めた旺文社発行国文学叢書「奥の細道」を、出かけ る前、帰ってから読んで参考にしています。

 2010(h22).04.27  G.Kitoh

山形市山寺 立石寺(りっしゃくじ)(別名山寺) 2010(h22).04.23

 仙台から山寺駅へ向かう電車の窓には雨が当たっていましたが、山寺は雨が上がっていました。
「閑さや 岩にしみ入 蝉の声」の句碑がありその先に芭蕉と曾良の像がありました。

立石寺 「閑さや」 句碑

立石寺 芭蕉と曾良

宮城県多賀城市 多賀城跡 2010(h22).04.23

 陸奥国の国府があった 多賀城 を芭蕉は訪ねています。
ここには仙台で芭蕉が詠んだ「あやめ草 足に結ん 草履の緒」の句碑と多賀城碑(壺の碑:つぼのいしぶみ)があり ます。
壺の碑は 覆堂(ふくどう、おおいどう)の中にあります。

多賀城 あやめ草句碑

多賀城の碑(壷の碑)

宮城県松島町 雄島(おじま)_h22(2010).04.24

 奥の細道の序章で、芭蕉は「松島の月先づ心に心にかゝりて」と述べています。
この松島・雄島には芭蕉の「朝よさを 誰まつしまぞ 片心」と曾良の「松島や 鶴に身をかれ ほとゝぎす」の句碑が並んでいました。

松島 雄島

松島 句碑

宮城県石巻市 日和山公園(ひよりやま)_2010(h22).04.24

 日和山公園に建つ芭蕉と曾良の象は二人が並んでいます。それで是非見たいも のと訪ねました。像は平泉を向いていました。
近くの鹿島御児(かしまみこ)神社に は「雲をりをり 人をやすむる 月見哉」の句碑があるのですが判読できません。

石巻日和山 芭蕉と曾良像

石巻日和山 句碑

      
      
Copyright (C) 2010 All Rights Reserved by 北海道立札幌東高等学校 14 期 OB